窮屈。そしてゆったり。
毎度おなじみ東京ドーム。いつも思うが、座席の狭さには閉口する。隣のひととぴったり密着という感じ。しかし、ふとみるとところどころの一帯ががらがら。2面特設されているオーロラビジョンの影になっているところとか、ビデオカメラの影とか。そこは駄目だとしても、たぶん照明をたてるポールの影になるため空席にしているような席があったのだが、なんか観やすそうな感じがした。そこで途中から席を移動してみたのだが、なかなか広々としてご機嫌だった。最終的には5列目まで進出してしまい、とても特をしたような気がする。
全部で4万6千人入ったそうだが、なんとなく空席も多いような気がした。おまけに進行の悪さが目立った。試合開始は20分押し、途中でバンド演奏があったり（変わり果てた藤谷美和子がヘビメタを唄っていた。）、休憩が2回もあったりで、ちょっと困ってしまった。特にバンド演奏はやめて欲しい。新日本のときもたまにあるけど、そんなん聴きたけりゃライブへ行くっつーの。是非考え直して欲しい。
「試合開始前の開場内」と「休憩中の開場内」
ヘンゾ・グレイシー vs 小路晃
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小路のねばりが非常に目についた。マウントポジションをとられて何度も危ないところだったけれども、そのたびに切り替えしていったところはなかなか良かった。ただ、それ以上の攻撃がみられなかったのは、とても残念。
ブランコ・シカティック vs ラルフ・ホワイト
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シカティックはＫ-１でおなじみなのでとても期待していたのだが、アクシデントであっさりと終わってしまった。それにしてもホワイトの頭にできたコブはすごいものがあった。
ダニエル・スバーン vs キモ
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スバーン対キモ。期待していたのになー。どちらも「負けない」戦いで、全然動きがなくてつまらなかった。当然ブーイングもとんでいたが、「これが本当の真剣勝負だ」と叫んでいる人もいた。まあとらえかたはいろいろあるようで、でも俺はもう少し攻撃的な方が好きだ。
ヒクソン・グレイシー vs 高田延彦
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やっと実現したこの一戦。しかし、しかし、あっけなく終わってしまった。しかも高田の完敗。マウントをとられ腕ひしぎで一瞬にして決められてしまった。ヒクソンはそんなに強いのか？ それとも高田がポカやったのか？ ここ最近高田は試合をしていなかったので、そこのところがようわからん。
試合そのものよりも、入場シーンとセレモニー（ブラジル国歌は長かった。君が代は寺田恵子が生で唄った。）のほうが長く印象に残ったような気がした。
